(一社)住まい教育推進協会は、「伝統再築士」認定講習・試験を8月23日に開催する。
「伝統再築士」は、日本の住居木造軸組伝統構法構造物「古民家」を残すために、古民家などの伝統構法の住宅の、耐震基準や補強方法などを学ぶ資格で、今年の4月にスタート。150人の資格者が活動を始めている。
業務内容は、築50年以上経過した古民家等を、既存不適格状態での維持管理のための情報提供や改修提案、同建造物の簡易耐震診断など。
同資格の受験対象は、一級建築士、二級建築士、木造建築士。講習では、全国古民家再生協会連絡会議内に設けられた「再築基準委員会」の答申によって策定されたガイドラインに基づいて学習していく。
会場は連合会館(東京都千代田区)。定員は120人で、講習試験・認定費用は3万8,000円。申込締切は8月8日。詳細はホームページ参照。