エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は4日、2015年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~6月30日)の連結営業収益は362億7,200万円(前年同期比10.1%減)、営業利益62億4,500万円(同40.4%減)、経常利益52億1,700万円(同43.6%減)、当期純利益35億1,300万円(同37.9%減)。
主力の不動産賃貸事業は、前年同期には物件売却益が計上されていたため、営業収益211億5,100万円(同22.4%減)、営業利益58億8,300万円(同46.3%減)となった。オフィスビルの平均空室率は、都心5区では6.8%、全国ベースでは8.1%。
分譲事業は、マンション分譲事業で、竣工物件220戸(同94戸増)の引渡しを実施し、営業収益128億8,300万円(同74.6%増)、営業利益15億2,000万円(同86.3%増)の増収増益となった。
なお、通期では、連結営業収益1,480億円、営業利益200億円、経常利益145億円、当期純利益80億円を見込んでいる。