不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/8/11

首都圏中古マンション成約件数、4ヵ月連続の2ケタ減/東日本レインズ調査

 (公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は11日、2014年7月度の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,532件(前年同月比14.6%減)と、4ヵ月連続の2ケタ減。好調だった前年同月の反動もあり減少率は6月に比べて拡大しており、取り引きの減少が続く結果となった。
 都県別では、東京都1,227件(同12.7%減)、埼玉県323件(同15.9%減)、千葉県335件(同16.9%減)、神奈川県647件(同16.2%減)と、全エリアで前年比2ケタ減となった。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は41万100円(同4.3%増)と19ヵ月連続で上昇。平均成約価格は2,625万円(同2.1%増)。新規登録件数は1万3,471件(同0.8%増)と、2ヵ月ぶりに増加した。在庫件数は3万4,008件(同11.1%減)と18ヵ月連続で減少した。

 また、中古戸建ての成約件数は910件(同15.3%減)となり、6ヵ月連続の減少。平均成約価格は2,866万円(同4.5%減)と2ヵ月ぶりに下落した。

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