(株)メッセージは11日、2015年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~6月30日)は、連結営業収入194億4,700万円(前年同期比8.6%増)、営業利益16億1,100万円(同16.1%減)、経常利益15億1,600万円(同10.2%増)、当期純利益8億3,300万円(同7.1%増)。
主力のアミーユ事業(介護付有料老人ホーム事業)は、既存施設の稼働率が引き続き良好で、14年6月末時点で96.5%と高い入居率を維持。ただし、1施設をリゾートトラスト(株)の子会社へ会社分割により事業継承したことなどにより、営業収入は91億7,200万円(同1.3%増)、セグメント利益は13億2,400万円(同4.0%減)となった。
地域包括ケア事業は、6件の「Cアミーユ」(サ付き住宅)を新たに開設。開設後1年を経過した既存物件の入居率は、87.6%と高い水準を維持し営業収入が増加。一方、新規開設関連支出の増加により、営業収入は92億8,300万円(同15.2%増)、セグメント損失は2億1,500万円(前年同期:セグメント損失3億7,900万円)となった。なお、当期よりセグメント区分を「Cアミーユ事業」と「ジャパンケア事業」を統合させ、「地域包括ケア事業」に変更している。
通期については、営業収入800億円、営業利益80億円、経常利益75億円、当期純利益41億円を見込んでいる。