積水ハウス(株)は4日、2015年1月期第2四半期決算を発表した。
当期(14年2月1日~7月31日)は、連結売上高9,101億4,600万円(前年同期比7.7%増)、営業利益717億400万円(同28.7%増)、経常利益752億300万円(同30.5%増)、当期純利益421億8,000万円(同23.9%増)となった。なお、売上高は上半期過去最高を達成。5期連続の増収増益。
主力の戸建住宅事業では、受注が消費税増税の反動減、金利先高感後退等で低調に推移。3・4階建ての好調により一棟単価は前期比74万円増と継続して上昇したが、特に地方での受注が伸び悩み受注高1,967億6,300万円(前期比33.3%減)、受注残高2,234億4,800万円(前期末比12.2%減)。セグメント売上高は2,276億8,600万円(前年同期比8.4%減)、営業利益275億7,400万円(同9.6%減)となった。
一方、賃貸住宅事業では、相続税課税強化対策としての3・4階建ての受注が順調に進捗。また、高齢者向け住宅建設事業も売上高300億円超と好調。売上高2,013億7,000万円(同24.1%増)、営業利益226億300万円(同46.7%増)を計上した。
通期については上期の受注状況を受け、期初予想より売上高を400億、当期純利益を30億円引き下げ。売上高1兆8,200億円、営業利益1,420億円、経常利益1,490億円、当期純利益860億円を見込む。