アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は8日、2014年7月期決算を発表した。
当期(14年2月1日~7月31日)は営業収益146億6,800万円(前期比6.3%増)、営業利益75億400万円(同5.2%増)、経常理系58億8,000万円(同7.4%増)、当期純利益58億8,000万円(同7.4%増)、1口当たり分配金4,593円(同22円減)。
期初に実施した公募増資を通じ、新たに11物件(計158億円)を取得。期末時点での保有物件は221物件・取得価格4,176億円となった。また、期中96.4%(同変動なし)と高い稼働率を維持するとともに、稼働状況が好調な物件を中心に礼金収受を積極的に進め、一部の物件を対象として照明器具のLED化や共用部電力契約の見直し等を実施し、物件収支向上に努めた。
15年1月期の運用状況については、営業収益145億4,500万円、営業理系73億8,000万円、経常利益58億1,100万円、当期純利系58億1,100万円、1口当たり分配金4,500円を見込む。