不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/9/10

東京都心5区のビル空室率、二次空室の顕在化で3ヵ月ぶり上昇/三幸エステート調査

 三幸エステート(株)は10日、2014年8月度の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷区)と全国6大都市(東京23区、札幌市、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市)の大規模ビル市場動向をまとめた。

 東京都心5区の空室率は4.64%(前月比0.25ポイント上昇)と3ヵ月ぶりに上昇した。新築ビルへのテナント移転による二次空室の顕在化と、空室を抱えた大規模ビルの竣工が要因。現空面積は23万7,754坪(同1万2,310坪増)と増えた。
 募集賃料も、1坪当たり1万8,425円(同217円下落)と5ヵ月ぶりの下落。募集面積の縮小は続いており、一時的な調整の可能性も指摘する。

 また、全国6大都市の空室率は、東京23区5.0%(同0.1ポイント上昇)、札幌市6.1%(同0.4ポイント下落)、仙台市10.2%(同0.2ポイント下落)、名古屋市6.3%(同変動なし)、大阪市7.6%(同0.2ポイント下落)、福岡市5.6%(同0.2ポイント下落)となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。