不動産ニュース / 開発・分譲

2014/9/11

東京・板橋に自立支援型の介護付有料老人ホーム開設/共立メンテナンス

「ドーミーときわ台」外観
「ドーミーときわ台」外観
居室の1室。全室に介護用ベッドとトイレを設置
居室の1室。全室に介護用ベッドとトイレを設置
提供される食事の1例。厨房スタッフが目の前で調理するため、いつもできたての味が楽しめる
提供される食事の1例。厨房スタッフが目の前で調理するため、いつもできたての味が楽しめる

 (株)共立メンテナンスは11日、介護付有料老人ホーム「ドーミーときわ台」(東京都板橋区、居室総数45戸)のオープンに先立ち、記者向け内覧会を開催した。

 同施設は、東武東上線「ときわ台」駅徒歩10分、「中板橋」駅徒歩8分に位置。敷地面積997.25平方メートル、延床面積1,616.74平方メートル、鉄骨造地上3階建て。ウェルネスライフ事業において7棟目となる高齢者施設。

 同社が寮事業・ホテル事業で培ってきた“食”と“住まい”に加え、自立支援と生きがいを感じられる“介護”の要素を加えた施設で、「自分らしい生活」「自分でできることは今まで通り自分で」がコンセプト。
 要介護者2.5名に対し、介護・看護スタッフを1名の割合で配置。看護スタッフは日中365日常駐するほか、在宅診療を手掛ける医療機関との連携により、入居者の健康管理もサポートする。食事は、厨房スタッフが目の前で手づくりした家庭料理を提供。季節のメニューや行事メニューなどの献立や、1人ひとりの身体の状態に合わせ「刻み食」「ミキサー食」なども用意する。

 内覧会の冒頭で挨拶した同社取締役副社長の蠣崎 誠氏は、「“介護を受けるため”ではなく、“生きがいを感じる暮らし”を実現するための住まいを提供するのが当社の使命。ウェルネスライフ事業は、寮事業、ホテル事業に次ぐ第3の柱として、10年後には介護型の住まいを40棟にまで増設したい」などと話した。

 居室は1人入居用のみで、面積は全室18平方メートル。入居前払金は460万~920万円(税込み)、月額利用料は19万9,160~24万8,960円(税込み)。施設の開設日は10月1日。

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