不動産ニュース / ハウジング

2014/9/30

スマートハウス商品を強化、鉄骨住宅と賃貸住宅で新商品/積水化学工業

「V to Heim」(鉄骨系)標準プラン外観
「V to Heim」(鉄骨系)標準プラン外観

 積水化学工業(株)住宅カンパニーは10月4日、スマートハウス商品のバリエーション強化の一環として、鉄骨系「V to Heim(ブイトゥハイム)」の販売を開始する。

 2014年5月、木質系住宅「グランツーユー」で先行発売した、EV連携のスマートハイム「V to Heim」を、鉄骨系ハイムでも展開するもの。一部エリアに限られていた電力会社電力網へのEVの接続(系統連系)が全国(北海道、沖縄を除く)で可能になったことから、同シリーズの全国発売を開始する。

 10kW以上のPVを搭載可能にした「スマートパワーステーション」は、間口5.4mでも大容量PVの搭載を可能とし、間口11mでは搭載量を約15kWまで拡大できるプランを用意。電力を多く使用する完全独立型の2世帯住宅であっても、エネルギー収支ゼロのくらしを可能とする。販売価格は標準仕様で66万円台/坪~、販売目標は初年度300棟、次年度500棟を計画。

 また「スマートパワーステーション」ルーフを、賃貸住宅「レトア」シリーズに展開した重層長屋・長屋タイプ「レトア スマートパワーステーション」も発売を開始した。小規模賃貸住宅であっても、10kW超の大容量PVの搭載することで電力の固定買取制度が適用され、収益性の向上が望める賃貸経営を可能とする。

 同社は、今後、こうした多様なバリエーションの賃貸経営スタイルの提案を見込み、「スマートハイム賃貸」としてブランド化することにも注力していく。

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