パナホーム（株）は10月1日、戸建て新商品「エコ・コルディスII」を発売する。2013年4月に発売し、屋根を太陽光発電パネルで構成した大容量太陽光発電による経済性などを特徴として1年で1,100棟超を受注した「エコ・コルディス」をベースに開発した。
同商品では「ウエルネス」と「スマート」の視点で機能アップを図った。「ウエルネス」の分野では、新たな換気システムを採用。0.3マイクロメートルの微小粒子を、99.97％除去する構成のフィルターを標準搭載。PM2.5よりも人体に有害とされるPM0.5も除去し、各居室にきれいな空気を直接給気する。
また、「スマート」の進化については、パナソニック製の「スマートHEMS」のコントローラーにタブレット型の端末を採用。住宅内のどこでもエネルギーの収支状況やエアコンなどのコントロールによるエネルギーマネジメントができる。加えて、窓やシャッターの開閉やテレビのON・OFFなどといったさまざまな機能を新たに付与することで、従来よりも幅広い住宅内のトータルマネジメントを可能にした。
延床面積123.38平方メートル、太陽光発電10.68kWの参考プランの標準本体価格は3,108万円。初年度の400棟の販売を見込む。
