三井物産リアルティ・マネジメント(株)は、「新宿イーストサイドスクエア」の不動産信託受益権の取得を1日に完了したと発表した。同社のオフィスビルを対象とした不動産私募ファンド組成の第1号。
同物件は、東京メトロ副都心線・都営大江戸線「東新宿」駅出口直結、東京メトロ丸の内線・都営新宿線「新宿三丁目」駅徒歩6分に位置。敷地面積2万5,320.28平方メートル。鉄骨・鉄筋コンクリート造陸屋根地上20階地下2階建てで、竣工は2012年。
都内最大級のワンフロア約1,800坪のオフィススペースを有し、フレキシブルな間仕切りができるグリッド天井システムや区画ごとに設定を行なえる個別空調方式の採用により、テナントの多様なニーズに対応する。またCO2削減対策やBCP対応など安全性能も有する。
同社では、今後、物流施設を中心とした産業系アセットやオフィスビル等の他アセットクラスへの新規取り組みも積極的に検討していく方針。