国土交通省や地方公共団体、不動産業界団体等が連携して実施する「第26回住生活月間」と、その中央イベントの合同記念式典が11日、リーガロイヤルホテル広島で行なわれた。
今回の中央イベントのテーマは、「家族がうれしい!『省エネ住宅』最前線!」。広島県立広島産業会館(広島市南区)を会場に、家族の笑顔が溢れる最新の省エネ住宅について、パネル展示やアニメーション映像を使って紹介した。
また、住生活月間では、22日の「住生活月間フォーラム」をはじめ、全国各地で関連行事が行なわれる。
合同記念式典は、高円宮妃殿下のご臨席の下、住生活月間功労者表彰、住まいのリフォームコンクール表彰、家やまちの絵本コンクール表彰などが行なわれた。冒頭挨拶した同イベント実行委員会委員長の樋口武男氏((一社)住宅生産団体連合会会長)は「人口減少、少子高齢化、環境エネルギー問題等を受け、良質で長持ちする住宅、安心安全に暮らせる住まい、省エネ・創エネ・築エネの住まいづくりが求められている。中央イベントでは、こうした住まいに関する多様な情報を提供し、学べるテーマ展示を用意した」と抱負を語った。