不動産ニュース / その他

2014/10/30

東京・大手町の緑地空間が「国土交通大臣賞」を受賞/東京建物

国土交通大臣賞を受賞した「大手町の森」
国土交通大臣賞を受賞した「大手町の森」

 東京建物(株)は29日、第30回都市公園コンクール(主催:(一社)日本公園緑地協会)において、「大手町の森」(東京都千代田区)が最高位の「国土交通大臣賞(企画・独創部門)」を受賞したと発表した。

 同コンクールは、都市公園の設計、施工、材料・工法・施設、管理運営、企画・独創について表彰するもの。都市公園の設計、施工および管理運営等の技術水準の向上、新たな時代の都市公園の創造に寄与することを目的に、年に1回開催されている。

 「大手町の森」は、複合施設「大手町タワー」(2014年4月全体竣工)に、「都市を再生しながら自然を再生する」という開発コンセプトを具現化すべく創出された広大な緑地空間。規模は、敷地面積全体(1万1,037.84平方メートル)の約3分の1に相当する、約3,600平方メートルに及ぶ。

 従来の人工的な広場整備とは一線を画し、野生を併せ持つ自然の森をパブリックスペースとして整備したこと、都市の森としてアメニティを創出し、ヒートアイランド現象を緩和するなど、さまざまな価値を有した大手町地区の新しい公共空間であることなどが評価され、受賞に至った。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。