スタイルアクト（株）は31日、「第27回 マンション購入に対する意識調査」結果を発表した。同社運営のウェブサイトで、直近3ヵ月間に新築マンションの販売センターを訪れたモニター登録会員を対象に、四半期ごとに行なっている定期意識調査。有効回答数は110件。
1年後のマンション価格が「上がる」と予想したのは全体の7割弱で、7月の前回調査時と同様、高水準を維持。約5割が現在の物件価格を「高い」と回答した。
そのため、「絶対に買わない条件」を緩和する傾向にあり、「駅から徒歩15分以上」は前回調査の87％から80％に、「通勤時間1時間超」が55％から45％に、「工場や道路に近接など生活環境が悪い」が62％から59％にと、いずれも比率が減少した。
また、全体の74％が「高いと思ってもさらに高い物件が出てくる」、66％が「なるべく早く購入したほうがいい」と回答するなど、価格上昇に危機感を感じ、なるべく早く購入したいというユーザー心理が浮き彫りになった。
