不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/11/6

受注棟数が回復するも前期に到らず減収減益/グランディハウス15年3月期第2四半期決算

 グランディハウス(株)は4日、2015年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~9月30日)の連結売上高は179億3,100万円(前年同期比2.7%減)、営業利益は10億500万円(同30.8%減)、経常利益は10億5,400万円(同30.2%減)、当期純利益は6億4,000万円(同30.7%減)となった。
 
 当期は主力事業である不動産販売の一層の強化に努め、9月には累計販売棟数1万棟を達成。建築材料やリフォーム受注が堅調に推移したものの、新築住宅販売では重点エリアである千葉県以外での受注が伸びなやみ、前期の落ち込みを取り戻すまでに到らず減収減益となった。

 セグメント別にみると、不動産販売では、新築住宅販売で販促を展開、7月には宇都宮東支店の営業も開始。ショールーム「グランディプラザ宇都宮」を開設する等、販売体制の強化にも努めた。
 8月以降の受注は四半期としては過去最高の販売棟数を達成したものの、当期連結累計期間における販売棟数が新築住宅が560棟(前年同期比12棟減)、中古住宅が59棟(同10棟減)にとどまったため、売上高は165億1,100万円(同3.4%減)、セグメント利益は9億4,900万円(同32.9%減)だった。

 通期は売上高380億円、営業利益22億円、経常利益23億4,000万円(同22.9%減)、当期純利益は14億6,000万円を見込んでいる。

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