不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/11/7

東京都心5区のビル空室率、2ヵ月連続の5%台/三鬼商事調査

 三鬼商事(株)は7日、2014年10月末時点のオフィスビル市況を発表した。

 東京ビジネス地区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は5.60%(前月比0.05ポイント低下)。新築ビル2棟が満室・高稼働で竣工し、既存ビルの大型成約もあったが、大型解約の影響もあり、1ヵ月間での空室面積減少は約3,100坪にとどまっている。

 新築ビルの空室率は14.98%(同1.08ポイント上昇)。満室稼働だったビルが既存ビル区分にシフトしたため。既存ビル空室率は5.43%(同0.04ポイント低下)。1坪当たりの平均賃料は新築ビルが2万7,000円(同変動なし)、既存ビルは1万6,731円(同131円上昇)となった。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は8.06%(同0.08ポイント低下)と6ヵ月連続の改善。中小規模の移転需要が堅調に推移したことなどにより、1ヵ月で空室面積約3,300坪を解消した。1坪当たりの平均賃料は1万1,119円(同1円下落)。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。