不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/11/7

仲介手数料の減少等で増収減益/東建不販14年12月期第3四半期決算

 東京建物不動産販売(株)は7日、2014年12月期第3四半期決算を発表した。

 当期(14年1月1日~9月30日)は、連結営業収益211億7,900万円(前年同期比17.7%増)、営業利益12億4,800万円(同27.9%減)、経常利益12億400万円(同25.5%減)、当期純利益7億2,700万円(同17.5%減)と増収減益。仲介手数料の減少と、賃貸事業における人員コスト増等が要因。

 仲介事業は、法人仲介の大型取引減少と、支払手数料の増加で、営業収益20億9,600万円(同5.8%減)、営業利益は2億100万円(同60.1%減)。
 アセットソリューション事業は、販売用不動産の売却が増加し、営業収益は50億5,800万円(同58.1%増)、営業利益5億400万円(同48.8%増)。販売受託事業は、都心物件の減少で営業収益は24億9,700万円(同6.1%減)、営業利益は2億5,400万円(同2.8%増)となった。

 賃貸事業は、管理戸数の増加や13年度第3四半期から東京建物グループ内再編に伴い子会社の(株)東京建物アメニティサポートにリフォーム・インテリア販売事業が加わったことで、営業収益は115億2,600万円(同20.5%増)。一方で体制強化に伴う人員増強コストの増加等により、営業利益は10億8,100万円(同9.6%減)にとどまった。

 通期は営業収益300億円、営業利益24億5,000万円、経常利益22億5,000万円、当期純利益11億5,000万円を見込む。

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