不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/11/10

消費増税の駆け込み需要の反動減等が影響し、減収減益/すてきナイスG15年3月期第2四半期決算

 すてきナイスグループ(株)は7日、2015年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~9月30日)は、連結売上高1,048億3,000万円(前年同期比15.9%減)、営業損失14億8,800万円(前年同期:営業損失4億1,700万円)、経常損失17億8,700万円(同:経常損失9億4,700万円)、当期純損失17億4,400万円(同:経常損失14億7,300万円)。

 建築資材事業では、「木材利用ポイント事業」「地域型住宅ブランド化事業」「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」等の提案のほか、「低炭素住宅標準仕様書作成」などのサポートメニューを刷新した。
 また、名古屋・仙台・福岡・大阪で「住まいの耐震博覧会」を開催し、住宅の耐震化の推進、創エネルギー・蓄エネルギー・省エネルギー等の最新技術やリフォーム情報等の紹介・提案に加え、国産木材の特長を生かした家づくりの提案を行なったが、消費税増税前の駆け込み需要の反動減や新設着工戸数の減少等が影響し、売上高841億300万円(前年同期比5.4%減)、営業利益8億7,200万円(同47.8%減)となった。

 住宅事業では、マンション部門で横浜市、川崎市および仙台市等の地域で、「免震構造」「強耐震構造」によるマンション販売に注力したが、マンション売上計上戸数は131戸(同77.0%減)にとどまり、売上高は55億900万円。 一戸建住宅部門では、企画型注文住宅「パワーホーム~Super High Quality & Good Price~」と東北復興応援型住宅「フェニーチェホーム」を供給し、売上計上戸数は124戸(同2.4%減)、売上高35億2,200万円(同18.1%減)を計上した。その結果事業全体では、売上高は167億9,900万円(同46.5%減)、営業損失は16億1,800万円(前年同期:営業損失7億9,700万円)。

 通期では、売上高2,500億円、営業利益9億円、経常利益7億円、当期純利益5億円を見込む。

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