健康長寿命住宅エビデンス取得委員会(委員長:高橋 龍太郎氏)はこのほど、リーフレット「人は住まいとともに生きる」を発行した。
同委員会は複数の医療系・建築系学識者および民間企業で組織する団体で、(一財)ベターリビング サステナブル居住研究センターが事務局を務める。
2011年度より住宅の温熱環境と高齢者の健康の関係に着目し、データの集計を開始。13年度からは実証実験を開始し、実際に高齢者が暮らす住宅に対し、日中の大半をすごす居室に内窓を設置するといった改修を施し、その効果やアンケート結果についてまとめている。
同リーフレットは、これからの寒い季節に向けて、住まいの断熱や設備による温熱環境の改善と健康維持の関係についてまとめているほか、住宅に関わる事業者がユーザーに対して、住まいの断熱性向上や設備の重要性について知らせるときに活用できる内容とした。
リーフレットは同財団のホームページより無料でダウンロードできる。