不動産ニュース / 開発・分譲

2014/12/12

兵庫・加古川市で防災性を高める複合開発事業着工/東急不動産、加古川産業会館

「寺家町周辺地区防災街区整備事業」完成予想図
「寺家町周辺地区防災街区整備事業」完成予想図

 東急不動産(株)と(株)加古川産業会館は12日、兵庫県加古川市で事業参画している「寺家町周辺地区防災街区整備事業」の着工を発表した。

 同事業は、老朽木造建築物を防災性の高い建物に建て替えるとともに、防災道路等を整備することによって、都市の防災機能の向上を図るもの。

 JR山陽本線「加古川」駅より徒歩3分に位置。鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上17階建て、敷地面積5,169.65平方メートル、延床面積2万5,014.80平方メートル。

 建物計画では敷地内のオープンスペースの一部を消防活動用空地として利用、セットバック配棟による災害時の避難路確保等を予定している。また、低層部には商業施設と業務サービス施設等を、上層部には共同住宅および高齢者支援施設を計画し、駅前に都市機能の集約強化を行なう。共同住宅は、総戸数150戸のうち132戸を分譲予定。

 防災に関する設備については、敷地内に防火水槽(40t)を3ヵ所設置するほか、建物下部に雨水貯留槽(約150t)を備え、周辺地域への雨水流出抑制等に配慮する。

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