スターツプロシード投資法人(SPI)は15日、2014年10月期決算を発表した。
当期(14年5月1日~10月31日)は、営業収益19億1,600万円(前期比0.5%減)、営業利益7億9,300万円(同2.8%減)、経常利益5億8,500万円(同4.0%減)、当期純利益5億8,400万円(同4.0%減)。1口当たり分配金は4,028円(同167円減)。
期中、新たな運用資産の取得は行なわず、内部成長に注力。賃料の引き上げ、礼金収受等収入の増加を図るとともに、入居者退去後の原状回復工事期間の短縮化による稼働率の向上を目指した。ポートフォリオ全体の稼働率は96%以上で安定して推移。期末稼働率96.8%を達成した。
次期は、営業収益22億2,900万円、営業利益9億4,400万円、経常利益7億1,600万円、当期純利益7億1,500万円、1口当たり分配金4,115円を見込む。