住友林業(株)は、女性の管理職登用に関する数値目標を策定した。
同社グループでは、「人間尊重」という行動指針のもと“多様性を尊重し、自由闊達な企業風土をつくる”ことに取り組んでおり、さまざまな違いを尊重し、積極的に活かすことで企業競争力につなげる「ダイバーシティ経営」を推進している。
こうした取り組みの一環として「働きかた支援室」を通じ、キャリアサポートやワーク・ライフ、バランス、育児・介護中の働き方支援、定年後の再雇用等を実施してきたが、女性のさらなる活躍の推進を目指し、数値目標を策定したもの。
女性が働きやすい環境づくりと同時に、社内からの役員輩出を視野に人材の育成強化と管理職への着実な登用を推進。2020年までに女性管理職比率を、現在の2.2%から5%以上へ引き上げていく。