(独)都市再生機構(UR都市機構)西日本支社と京都女子大学は22日、共同で取り組んでいる洛西ニュータウン団地リノベーションプロジェクトの、「洛西新林北」と「洛西竹の里」の2団地で、入居募集を開始すると発表した。
同プロジェクトは、京都女子大学家政学部生活造形学科の井上 えり子准教授の指導のもと、学生の設計コンペによる住戸リノベーションを行なっているもの。間取りの改良のほか、壁紙や飾り棚でのアクセントなど、従来の団地にはなかった仕様とし、若い世代にも好評を得ている。
2014年度は、学生提案プランのテイストはそのままで、ユーザーからの声を参考に、キッチン壁にキッチンパネルを採用、洗面所まわりの鏡、洗面器・タオル掛けの仕様を統一、壁材や床材のメーカーを標準品化するなどの仕様変更を加えた。9月に洛西堺谷東・洛西竹の里の2団地の12戸で入居者を募集、満室となった。
今回新たに、洛西新林北の6戸(1LDK~2LDK、募集賃料6万2,900~6万6,500円)と洛西竹の里の3戸(2LDK、募集賃料8万2,600~8万8,900万円)について募集する。
1月24~31日まで内覧会を実施する。2月1日10時より現地にて先着順受け付け。入居開始は2月中旬を予定。