不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/12/26

プレハブ住宅販売戸数、2期連続で増加/プレハブ建築協会調査

 (一社)プレハブ建築協会はこのほど、2014年度上半期「プレハブ住宅販売戸数調査報告」結果を発表した。51社を対象に実施、回答率は100%だった。

 同期(14年4月~9月)のプレハブ住宅の販売(完工)戸数は7万2,906戸(前年度比6.9%増)。上半期では2期連続の増加となり、全着工新設住宅に占めるプレハブ住宅の割合も16.5%(前年同期:13.7%)と拡大した。

 建て方別では、一戸建て住宅は2万9,976戸(同9.5%減)と、上半期では4期連続増加から減少に転じた。階層別内訳では、低層(1~2階)が2万6,824戸(同11.8%減)と減少したが、中層(主に3期建て)は3,152戸(同5.6%増)と5期連続の増加となった。共同建てでは、4万2,930戸(同22.3%増)と3上半期連続の増加。階層別にみると、低層が2万5,720戸(19.1%増)と3上半期連続で増加。中高層も1万7,210戸(同27.5%増)と3上半期連続で増加した。

 構造別では、木質系住宅が8,385戸(同6%減)で4期連続の増加から減少に転じた。鉄鋼系は6万3,088戸(同10.1%増)、コンクリート系は、1,433戸(同28.6%減)と2期連続で減少した。

 地域別の販売総戸数では、総数では中部が1万2,550戸(同3.3%減)が減少したが、他の7地域では増加。増加率が最も高いのは関東の3万3,347戸(同13.5%増)。次いで、四国1,593戸(同11.5%増)、近畿1万659戸(同6.5%増)となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。