不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/1/8

2014年の収益用不動産、価格上昇で利回り低下/健美家調査

 健美家(株)は7日、「全国収益(投資用)不動産 市場動向レポート2014」を発表した。同社が運営する収益物件情報サイト「健美家」の登録物件とメール問い合わせがあった物件の動向を調査したもの。

 14年の区分マンションの登録物件投資利回りは、9.13%(前年比1.48ポイント低下)。05年の調査開始以来、最低水準になったことに加え、低下幅もこの数年で最大となった。平均価格は1,190万円(前年比23%増)となり、08年以降では最高となった。

 1棟アパートの登録物件投資利回りは10.22%(同0.88ポイント低下)となった。近年低下傾向が続いており、08年以来の最低水準。価格は4,983万円(同12%上昇)と、上昇率も拡大している。

 1棟マンションは、登録物件投資利回り9.01%(同0.83ポイント低下)で、1棟アパートと同様に08年以来の最低水準。価格は1億4,087万円(同5%上昇)となった。

 なお、同サイトへの登録物件数は、各種別とも過去最高件数を更新。特に区分マンションは5万4,000件を超え、前年から44%増加した。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。