不動産ニュース / その他

2015/1/15

注文住宅事業等を強化。18年度売上高2,000億円超を目指す/タマホームが中計策定

 タマホーム(株)は、2018年5月期を最終年度とする中期経営計画を策定した。

 基本方針を「“面”の展開から“層”の拡大による成長へ」とし、店舗網拡大による面の拡大だけでなく、多様な商品・サービスを展開することで顧客層の拡大を図っていく。

 コア事業の注文住宅事業では、低価格良質住宅の充実や、ハイエンドへの取り組み開始により顧客層の拡大を目指す。また、販売ラインを多様化し顧客層の厚みを図るとともに、既存の価格帯に加えベーシックライン(低価格帯)、ハイライン(高価格帯)の層の厚い商品展開を行なっていく。

 成長事業として、戸建分譲住宅事業では、来店者の6割を占める非土地保有者(住宅1次取得者)を対象に、低価格良質住宅中心の分譲開発を実施。周辺事業では、リフォーム期を迎えるOB顧客へのサービス強化を中心に、LTV(Life Time Value)の向上を追求。新規事業として、不動産仲介事業を本格化し、総合住宅産業に向けた基礎づくりに着手する。

 これらの展開で、18年5月期における販売棟数1万150棟(15年5月期予想:7,430棟)、売上高2,000億円超(同:1,492億円)、営業利益率3.5%(同:1.5%)を目指していく。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。