不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/1/21

14年の首都圏マンション供給量20%減。契約率も75%にダウン/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は21日、2014年(1~12月)の「首都圏マンション市場動向」を発表した。

 同年の首都圏マンションの新規供給戸数は4万4,913戸(前年比20.5%減)と減少した。地域別では、東京都区部2万774戸(同26.7%減)、都下4,425戸(同0.2%減)、神奈川県1万121戸(同14.3%減)、埼玉県4,473戸(同32.4%減)、千葉県5,120戸(同3.0%減)と全エリアで減少しており、都区部、神奈川県、埼玉県が2桁減と大きく減少した。

 1戸当たりの平均価格は5,060万円(同2.7%増)と2年連続の上昇。地域別では、東京都区部5,994万円(同2.4%増)、都下4,726万円(同11.5%増)、神奈川県4,383万円(同4.1%増)、埼玉県3,930万円(同5.7%増)、千葉県3,879万円(同5.6%増)と全エリアで上昇した。
 
 初月契約率は月間平均75.1%(同4.4ポイント減)と下落した。

 15年の供給は4.5万戸(同0.2%増)と見込んでいる。

 なお、14年12月の首都圏マンション発売戸数は9,389戸(前年同月比13.9%増)。地域別では東京都区部が4,373戸と全体の46.6%を占めた。月間契約率は69.9%(同6.2ポイント減)となった。
 1戸当たりの平均価格は5,022万円(同5.9%減)、1平方メートル単価71万円(同4.4%減)。

 即日完売物件は207戸で、フラット35登録物件戸数は9,203戸(全体の98.0%)だった。契約率は69.9%(同8.5ポイント減)。

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