地域で働く不動産屋さんによる情報交換会(通称:ジバコー)は21日、都内で10回目となる情報交換会を開催。約30名が参加した。
同会は、地域密着型の中小不動産会社、物件オーナー、不動産関連事業者などが集まり、自分の身近で問題となっていることや、新しいビジネスモデル等についての情報交換を行なっているもので、2011年9月に初会合を開き、情報交換を重ねてきた。延べ参加者数は、約180名にのぼる。
今回も、参加事業者の定期報告のほか、重要事項説明の解説スライド、古民家再生プロジェクト、オフィスフロアのリノベーション等参加者が手掛けるビジネスについて、事業にかける思いや特徴などをプロジェクトを推進する参加者自らが語った。
会の冒頭挨拶した、発起人の1人である徳山明氏((株)尚建代表取締役)は「手探りで始めた会だったが、少しずつ常連や新しくご参加いただく方が増え、まちの不動産屋さんから大手管理会社の責任者の方、大家さんなどいろいろな方が『不動産を良くしたい』という気持ちで同じ時間を過ごし、会をきっかけに普段からの交流や出会いも始まっている。これからも、たくさんの『不動産を良くしたい』という人たちのため、私の志である『今の小さい子供たちから“将来不動産屋さんになりたい”と言われる仕事や業界にする』という思いで、続けていきたい」などと語った。