不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/1/30

違法貸しルーム、建基法違反は1,148件/国交省調査

 国土交通省は30日、国および地方公共団体に通報があった「違法貸しルーム」の、2014年12月31日時点の立ち入り調査結果などを公表した。

 調査対象物件数は1,953件(前回比1件減)、このうち調査中は555件(同46件減)。建築基準法違反が発覚したのは1,148件(同38件増)、違反なしは82件(同1件増)だった。

 違反が判明した物件のうち、是正指導中は1,133件(同41件増)、是正済みは80件(同12件増)。調査開始時点で閉鎖もしくは別の用途だったものは168件(同6件増)となった。

 違反の内容は、非常用照明装置関係が864件(うち是正36件)で最多。防火上主要な間仕切壁関係が617件(同24件)、採光関係371件(同11件)、竪穴区画関係・排煙設備関係・建基法関係条例違反などが990件(同48件)。

 なお、最も調査対象物件が多いのは東京都で、対象物件数は1,501件。調査中の物件は406件、同法違反物件は944件、うち是正指導中は876件となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年10月号
その物件、どう活用する?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。