野村不動産ホールディングス(株)は30日、2015年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~12月31日)の連結売上高は3,525億7,500万円(前年同期比9.8%減)、営業利益404億2,100万円(同31.0%減)、経常利益335億6,500万円(同33.3%減)、当期純利益166億7,600万円(同33.7%減)の減収減益。
主力の住宅事業セグメントでは、引渡戸数が前年同期より354戸減の4,232戸にとどまったこと、利益率が低下したこと等で、売上高は2,058億200万円(同10.1%減)、営業利益157億1,600万円(同36.7%減)となった。
賃貸事業セグメントでは、収益不動産開発部門の商品売却が減ったこと、賃貸不動産収入が減少したこと等で、売上高は670億3,000万円(同5.0%減)、営業利益175億8,400万円(同15.9%減)となった。
なお通期では、連結売上高5,600億円、営業利益650億円、経常利益550億円、当期純利益290億円を見込む。