(株)コスモスイニシアは5日、2015年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~12月31日)は、連結売上高415億2,100万円(前年同期比5.3%増)、営業損失11億6,100万円(前年同期:営業損失5億100万円)、経常損失14億3,200万円(同:経常損失7億8,100万円)、当期純損失13億9,200万円(同:純損失8億100万円)。
不動産販売事業については、新築マンション販売で「イニシア金町」(東京都葛飾区)、「イニシア武蔵中原レジデンス」(川崎市中原区)など397戸(前年同期比23戸増)を引き渡した。新築一戸建てでは、「コスモアベニュー鵠沼松が岡 憧憬の街」(神奈川県藤沢市)、「コスモアベニュー稲毛小仲台」(千葉市稲毛区)など62区画(同10区画減)、リノベーションマンションでは「リノマークス目黒本町」(東京都目黒区)を引き渡し、売上高212億6,300万円(同0.4%増)、セグメント損失5億6,100万円(前年同期:セグメント利益1億9,100万円)を計上。
不動産賃貸事業では、マンション受託戸数が8,259戸(前年同期比477戸増)となり、売上高は106億4,300万円(同6.4%増)、セグメント利益は3億8,300万円(同3.8%減)となった。
不動産流通事業は、リテール仲介の成約件数が減少した一方で、法人仲介の取扱高が増加。買取再販事業における中古マンション引渡戸数も増加し、売上高24億200万円(同183.8%増)、セグメント利益1億8,400万円(前年同期:セグメント損失8,200万円)を計上した。
通期においては、連結売上高732億円、営業利益15億円、経常利益10億円、当期純利益10億円を見込む。