(株)日住サービスは9日、2014年12月期決算を発表した。
当期(14年1月1日~12月31日)の連結売上高は66億3,700万円(前年同期比3.0%増)、営業利益は4億3,700万円(同16.2%減)、経常利益は4億2,000万円(同15.9%減)、当期純利益は4億3,500万円(同0.4%増)となった。
収益基盤である売買仲介について、一次取得者を対象とした値頃感のあるマンションや一戸建て、高額の事業用物件の仲介に注力。取り扱い単価はアップしたものの、取り扱い件数2,061件(同118件減)と減少するなどした結果、手数料収入が21億9,607万5,000円(同1.0%減)と微減となった。
不動産売上については、長期優良住宅を主体とした高品質の建売住宅やリノベーションマンションが消費者ニーズをとらえ、売上高10億6,100万円(同16.0%増)、セグメント利益5,300万円(同10.9%増)を計上した。
不動産賃貸収入は、保有不動産の一部売却や賃貸条件の見直し等があったものの、14年3月に新築賃貸マンションを取得したことや、入居率の向上に努めたこと等から売上高4億4,700万円(同4.0%増)、セグメント利益2,300万円(同69.9%増)となった。
次期については、売上高67億2,600万円、営業利益は4億7,600万円、経常利益は4億5,200万円、当期純利益は2億4,800万円を見込んでいる。