不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/2/12

ビル事業の好調で増収増益/東京建物14年12月期決算

 東京建物(株)は12日、2014年12月期決算を公表した。

 当期(14年1月1日~12月31日)は、連結営業収益2,370億4,900万円(前期比7.7%増)、営業利益305億5,900万円(同4.1%増)、経常利益173億1,700万円(同21.1%減)、当期純利益829億4,400万円(同1.2%減)。経常利益の減少は、SPCの連結子会社化による金融コストの増加が要因。純利益の増加は、固定資産売却益の計上によるもの。

 ビル等事業については、「大手町タワー」(東京都千代田区)、「東京スクエアガーデン」(東京都中央区)などの通期稼働により賃貸収入が増加。また、販売用不動産の売却もあり、営業収益1,092億8,300万円(同64.4%増)、営業利益294億4,400万円(同15.5%増)となった。

 住宅事業は、分譲マンション「ブリリアシティ横浜磯子」(横浜市磯子区)など1,376戸(同538戸減)を引き渡した。マンション管理受託戸数も5万1,140戸(同4,251戸増)と大幅増となったが、マンション引き渡しの減少で営業収益は876億7,400万円(同22.8%減)、営業利益38億4,100万円(同49.9%減)となった。

 なお、次期については連結営業収益2,300億円、営業利益300億円、経常利益180億円、当期純利益130億円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。