パナホーム(株)は4月1日、シンガポールに新会社「パナホーム アジア・パシフィック」(以下、統括会社)を設立する。
海外の住宅事業を現在の「台湾」「マレーシア」の2拠点からASEAN地域へも拡大するために、ASEAN各国から概ね2時間程度で移動できるシンガポールに開設する。
統括会社では、各対象地域で情報収集や営業活動を行なう他、地元ディベロッパーとSPC(特別目的会社)を設置し、案件ごとに建設体制を組織するなど、地域主導型の受注・建設体制の構築を目指す。
統括会社は、同社の海外事業本部傘下に置き、第1ステップとしては受注促進に向けた情報収集力の強化、各国規制等の調査や課題解決に向けた対応力強化を図り、第2ステップでは各国に適したマーケティング力の強化と、地域コーポレート機能の強化を進める計画。