不動産ニュース / 開発・分譲

2015/2/23

神奈川県「座間」駅前の社宅を大規模リノベーションし賃貸住宅に/小田急電鉄

「ホシノタニ団地」イメージ
「ホシノタニ団地」イメージ

 小田急電鉄(株)はこのほど、2014年3月に閉鎖した小田急線「座間」駅前の社宅を、「座間社宅再利用プロジェクト」として大規模リノベーションし、3月下旬より入居を開始する。同プロジェクトは全4棟中の3・4号棟を賃貸住宅「ホシノタニ団地」(神奈川県座間市、総戸数3号棟28戸・4号棟27戸)として再生するもので、企画・設計監修は(株)ブルースタジオが担当する。

 小田急線「座間」駅徒歩1分に立地。鉄筋コンクリート造地上5階建て、間取りは1R(専有面積約37平方メートル)に統一。全住戸の内装をフルリフォームし、天然木を使用したフローリングやコンクリート素地を生かした壁・天井など、シンプルでスタイリッシュなデザインとした。1階住戸には専用庭(30~50平方メートル)も付帯する。

 「人と自然、人とまち、人と人がつながる住まい」をコンセプトとし、入居者の交流の場として、3・4号棟の間に「会員制サポート付貸し農園『シェア畑』」や約100平方メートルの「会員制ドッグラン」も併設。さらに多目的共有スペースとしてイベント等を不定期で開催する「ユーティリティースペース」や、4号棟1階には座間市が運営する「子育て支援センター」も開設する。

 賃料は月額7万~9万5,000円(管理費月額5,000円)を予定。4号棟が3月下旬、3号棟は6月下旬より順次入居を開始する。なお、1・2号棟については現在計画中。

 また、開業に先駆け、3月7~8日に、居室や施設を紹介するイベントを開催。じゃがいもの植え付け体験や農園見学会、トリマーによる簡単なペットケア体験会などを実施する。

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