三菱地所レジデンス（株）は24日、新築分譲マンション「ザ・パークハウス中之島タワー」（大阪市北区、総戸数894戸）の概要を発表した。住友商事（株）、京阪電鉄不動産（株）、（株）アサヒプロパティズとの共同事業の免震タワー。
官民が連携した積極的な開発が続く中之島エリアのランドマークとなるよう、外観のデザインコンセプトを「アクアプリズム」と設定。中之島周辺の水景の水面が重なる「ガラスの箱」をイメージする。
免震構造以外にも、国内の分譲マンションでは初めて非常用エレベータを使った垂直避難計画を導入。（株）竹中工務店が2014年9月に建築計画評定を取得したもので、各階に一時避難エリアを設けて入居者を集め、消防隊が到着するまでの間に管理スタッフが非常用エレベータを使って避難誘導する仕組み。このほかにも非常用水源施設や非常用発電機を備えるなど、防災設備・仕様を充実した。
京阪中之島線「中之島」駅徒歩2分に立地。敷地面積6,587.03平方メートルに、免震構造マンションとしては国内最高階数となる鉄筋コンクリート造地上55階建て・高さ193mの建物を建設する。専有面積は40.77～148.51平方メートル、間取りは1LDK～3LDK。9月下旬に販売開始予定で、販売価格は未定。
竣工は17年10月を予定。
併せて、2月27日より女優の杏さんを起用した同物件テレビCMを放送開始することも発表した。
