不動産ニュース / その他

2015/2/26

初の集合住宅版「ABINC認証」を発表(不動産各社)

「ブランズシティ品川勝島」建物前に広がる約2
「ブランズシティ品川勝島」建物前に広がる約2
200平方メートルの緑地(イメージ)
200平方メートルの緑地(イメージ)
「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」の約1
「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」の約1

 (一社)いきもの共生事業推進協議会(以下、ABINC)は26日、「いきもの共生事業所認証(ABINC認証)[集合住宅版]」の対象物件を発表した。

 同認証は、自然と人との共生を企業活動において促進することを目的に、企業における生物多様性に配慮した緑地について、(一社)企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)が作成したガイドラインを認証基準とし、ABINCが第三者評価するもの。2013年度にオフィスビルと商業施設を対象に開始し、2回目となる今回より集合住宅も認証対象となった。

■東急不動産(株)
分譲マンション「ブランズシティ品川勝島」(東京都品川区、総戸数356戸)
高木・低木・草本層を立体的に取り入れた生物多様性に貢献する環境整備、周辺の自然環境に関する調査の実施、地域生態系と調和した緑地の創出、緑地における在来種の積極採用といった点を評価した。

■三菱地所レジデンス(株)
「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」(東京都新宿区、総戸数954戸)他計3物件
入居後に居住者と周辺地域をつなぎながら自然と触れ合うことをテーマとしたエリアコミュニティプログラムの導入、物件および周辺での自然観察会を開催する仕組み等を評価。

■(株)大京/近鉄不動産(株)
「ライオンズ港北ニュータウンローレルコート」(横浜市都筑区、総戸数221戸)
複層構造や在来種中心の植栽計画や生き物への配慮施設の計画、外部専門家と連携し住民参加の維持管理体制を構築したうえでのモニタリング計画の策定、自然豊かな周辺環境で活動する外部NPOとの里山自然活動など具体的なプログラムの計画といった点を評価した。

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