不動産ニュース / IT・情報サービス

2015/3/6

マンション居住者専用の災害時総合支援サイトオープン/テンフィートライト

   マンション専門インターネットサービスを展開する(株)テンフィートライト(東京都中央区、代表取締役:相川太郎氏)は、マンション居住者専用 災害時総合支援サイト「ゆいぽた」の提供を開始した。

   同サイトは、日本で初めての災害時総合支援サイト。「通常モード」と「災害モード」の2種類のモードを用意しており、「通常モード」では、マンション全体の防災マニュアルや備蓄品、家族の備蓄品等が確認可能。「災害モード」は、気象庁の緊急地震速報と連動し、設定震度以上の速報を受信すると自動的に切り替わる。

   「災害モード」では、マンション居住者の「自助」と「共助」をサポート。自助の観点からは、事前に利用登録をしておくと、切り替わった瞬間に地震発生のお知らせと安否確認メールを配信。パソコンやスマートフォン等のデバイスを利用して、自分の安否登録や家族の安否確認、位置情報の確認などができる。

   共助については、マンション特有の管理組合活動として、居住者に対して救助依頼を発信したり、メッセージを交換したりできる他、管理者から各居住者の安否確認・代理安否登録等を行なうことも可能。

 今後は、オリックス不動産(株)が開発した大型分譲マンション「大阪ひびきの街 ザ・サンクスタワー」(874戸、3月竣工)でサービスを開始する他、広くマンション管理組合に販売していく計画。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。