日本リート投資法人(NRI)は11日、「早稲田SIAビル」(東京都新宿区)、「三井住友銀行高麗橋ビル」(大阪市中央区)、「ソララプラザ」(仙台市青葉区)、「大宮センタービル」(さいたま市大宮区)の不動産信託受益権を運用資産とする匿名組合出資持分の取得を決定した。
同投資法人は、信託不動産の賃借人からの賃料収入等を原資とする利益の配当を、匿名組合の営業者(「早稲田SIAビル」「三井住友銀行高麗橋ビル」「ソララプラザ」については、合同会社ニコラスキャピタル3、「大宮センタービル」については、合同会社ニコラスキャピタル5)から受け取る。
また、出資金額は、合同会社ニコラスキャピタル3に対し、1億円(匿名組合出資等総額の約2.7%)、合同会社ニコラスキャピタル5に1億円(匿名組合出資等総額の2.0%)を出資。同時に対象不動産の信託受益権の取得に係る優先交渉権もそれぞれ取得する。