不動産ニュース / 開発・分譲

2015/4/1

岩手・釜石市に2棟の復興公営住宅を建設/パナホーム

岩手県釜石市只越町(東部地区只越4号)完成予想図
岩手県釜石市只越町(東部地区只越4号)完成予想図

 パナホーム(株)は3月31日、岩手県釜石市による復興公営住宅の事業者公募で優先交渉権者に選定され、同市と基本協定を締結したと発表した。

 同事業は、釜石市街地東部地区における復興住宅を、民間事業者が設計・建設。街区内すべての建物等を同市が買い取る「建物提案型買取方式」の事業。

 同社は、東部地区只越3号に敷地面積828.33平方メートル・6階建ての住宅「ビューノ」1棟(19戸)を、同只越4号に敷地面積726.05平方メートル・7階建ての「ビューノ」1棟(27戸)を計画。工業化住宅の特性を活かして工期短縮化を図り、重量鉄骨ラーメン構造で耐力壁不要という特長を利用し、将来にわたって可変性の高い間取りを提案した。また、地元住民へのヒアリングをもとに、万が一の災害時には地域住民も利用できる防災倉庫を設置した「街カド広場」を設ける。

 3号の住宅は、1LDK(Aタイプ)・住戸専用面積平均54.33平方メートル(5戸)、2LDK(Bタイプ)・住戸専用面積平均61.87平方メートル(14戸)、引き渡しは2016年5月下旬。4号の住宅は、1LDK(Aタイプ)・住戸専用面積平均54.16平方メートル(14戸)、2LDK(Bタイプ)・住戸専用面積平均64.46平方メートル(13戸)、引き渡しは同年8月初旬の予定。

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