不動産ニュース / 政策・制度

2015/4/15

サ付き住宅整備事業等の事業者を募集/東京都

 東京都は、サービス付き高齢者向け住宅(以下、「サ付き住宅」)整備事業等の事業者を募集する。2025度までに2万8,000戸の政策目標を掲げており、供給促進に向けて独自の補助制度を拡充した。

 サ付き住宅整備事業では、地域包括ケアとの連携の推進に向けて、地域に密着した医療や介護サービス事業所等との連携には、国整備費補助(100万円/戸)に加え、都補助(100万円/戸)を実施する。また、住宅に地域密着型サービス事業所等を併設した場合は、10万~20万円の補助を加算する。
 既存ストックの活用の推進に向けては、エレベーターを設置する場合、3分の2の国補助に加え、新たに3分の1の都補助を実施。また、従来のバリアフリー工事への補助に加え、サ付き住宅への用途変更に伴い必要となる台所設置工事等を補助対象に追加(100万円/戸)する。

 一方、一般住宅を併設したサ付き住宅整備事業では、多世代との触れ合いや地域とのつながりを通じて住み続けられる一般住宅を併設したサ付き住宅をモデル的に整備。3期に分けて各1事業者程度を募集する。

 なお、4月27日(月)には事業者向け説明会を開催。時間は14時30分~16時。場所は東京都社会福祉保健医療研修センター 講堂(東京都文京区小日向4-1-6)。

 詳細・申し込みはホームページ参照。

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