不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/5/1

不動産業は消費税の駆け込み反動から減益/JR西日本15年3月期決算

 西日本旅客鉄道(株)(JR西日本)は4月30日、2015年3月期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~15年3月31日)の連結売上高は1兆3,503億3,600万円(前年同期比1.5%増)、営業利益は1,397億7,400万円(同3.8%増)、経常利益は1,219億9,900万円(同8.0%増)、当期純利益は667億1,200万円(同1.6%増)となった。

 不動産業では、大阪ステーションシティ・ノースゲートビルディングの商業施設「LUCUA 1100(ルクアイーレ)」の開業準備を進め、4月2日に開業。また、今後の沿線開発を積極的に進める取り組みとして、「岸辺」駅前の用地を新たに取得。加えて大阪駅周辺地区全体の活性化を図るため、エリアマネジメント活動を周辺事業者と連携して推進したほか、沿線等におけるマンション分譲等に取り組んだ。
 しかし、消費税増税駆け込み需要の反動などもあり、営業収益872億円(同14.7%減)、営業利益251億円(同9.4%減)にとどまった。

 次期については、売上高1兆3,915億円、営業利益1,485億円、経常利益1,300億円、当期純利益815億円を見込んでいる。

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