東京建物不動産販売(株)は8日、2015年12月期第1四半期決算を発表した。
当期(15年1月1日~3月31日)は、連結営業収益82億9,500万円(前年同期比20.0%減)、営業利益10億5,100万円(同0.3%減)、経常利益19億1,900万円(同83.4%増)、四半期純利益13億4,300万円(同92.4%増)。最終利益の大幅増は、賃貸用不動産の売却益を特別利益計上したため。
仲介事業では、法人仲介の取扱高が減少するなどし営業収益7億1,000万円(同20.6%減)となったが、支払手数料の減少で営業利益4億4,300万円(同75.2%増)と増加した。
アセットソリューション事業は、販売用不動産の売却が減少し、営業収益12億1,600万円(同65.3%減)、営業利益1億3,900万円(同55.8%減)となった。
次期(第2四半期)は、連結営業収益145億円、営業利益10億5,000万円、経常利益17億円、当期純利益10億円を見込む。7月に東京建物の完全子会社となるため、第2四半期までの開示となる。