(株)レオパレス21は11日、2015年3月期決算を発表した。
当期(14年4月1日~15年3月31日)は、連結売上高4,831億8,800万円(前期比2.6%増)、営業利益147億6,300万円(同8.0%増)、経常利益134億2,400万円(同16.0%増)、当期純利益145億700万円(同4.7%減)。
主力の賃貸事業は、直営拠点・FC・協力不動産業者の店舗網を活用した入居者確保、入居者向けサービス拡充による長期入居促進、法人営業の強化等に注力。管理戸数は55万4,000戸(同6,000戸増)、直営店舗数は188店(同4店舗増)、パートナーズ店舗数は141店(同23店舗減)。年度末入居率は89.29%(同1.82ポイント増)、期中平均入居率は86.57%(同1.99ポイント増)に。これらの結果、セグメントの売上高は3,993億1,600万円(同2.7%増)、営業利益は205億3,200万円(同31.9%増)となった。
建築請負事業については、女性や若年層向けの設備を充実させた商品開発、建築バリエーションの拡大等に努め、総受注高は873億9,500万円(同7.7%増)、受注残高は581億3,600万円(同30.7%増)。セグメントの売上高613億1,200万円(同2.9%減)、営業利益2億1,000万円(同92.9%減)を計上した。
なお次期については、連結売上高5,250億円、営業利益195億円、経常利益180億円、当期純利益160億円を見込む。