(株)ウィルは11日、2015年12月期第1四半期決算を発表した。
当期(15年1月1日~15年3月31日)は、連結売上高7億9,800万円(前年同期比4.5%減)、営業利益5,500万円(同41.3%減)、経常利益5,000万円(同42.2%減)、当期純利益2,400万円(同52.5%減)。
流通事業では、江坂営業所(大阪府吹田市)を新たに出店。営業エリアを拡大するとともに、新たに住まい・暮らしの情報提供サイト「まちっか」を立ち上げ、インターネット媒介の多様化やワンストップサービスの営業スキル向上に取り組んだ。購入顧客の来店数が減少したが、来店成約率は前年同期比1.5ポイント改善。成約件数は同0.6%増とほぼ横ばい。売上高は1億7,300万円(同2.0%増)、営業利益は5,000万円(同7.6%減)となった。
リフォーム事業は、リフォーム請負契約件数は前年同期比7.1%増加したが、消費税増税前の駆け込み需要があった前年同期と比較すると、引き渡し件数は微増。引き渡しにおける工事単価は下落し、売上高2億5,300万円(同16.6%減)、営業利益4,000万円(同43.1%減)にとどまった。
通期は、連結売上高55億7,700万円、営業利益6億6,400万円、経常利益6億3,100万円、当期純利益4億700万円を見込む。