不動産ニュース / 仲介・管理

2015/5/15

「新宿三井ビル」屋上に超大型制震装置を設置/三井不動産

「新宿三井ビルディング」に設置した大型制震装置
「新宿三井ビルディング」に設置した大型制震装置

 三井不動産(株)は、今年で築41年を数える「新宿三井ビルディング」(東京都新宿区)の屋上に、長周期地震動の揺れを半減する超大型制震装置(約1,800t)を設置。4月末に工事を完了した。

 設計・施工は鹿島建設(株)。制震装置はTMDと呼ばれるもので、減衰ダンパーと重りを取り付け、固有振動数を調整することで地震動を抑制する。今回設置した装置は、従来超高層ビルの風揺れ対策として屋上に設置されてきた技術を発展・応用し、日本初の超高層ビル用の制震装置として開発したもの。

 「新宿三井ビルディング」は1974年竣工で、地上55階地下3階建て、高さ210m。三井不動産では、既存ビルの安全性向上、BCP機能強化を進めており、今回の取り組みはその一環となる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆