不動産ニュース / 開発・分譲

2015/5/21

中国でグループ初の独資モール、5月29日オープン/イオンモール

「イオンモール蘇州園区湖東」外観イメージ
「イオンモール蘇州園区湖東」外観イメージ

 イオンモール(株)は、中国蘇州市で2店舗目となる「イオンモール蘇州園区湖東」を29日にオープンする。

 同モールは、土地と建物を自社で所有する中国における初の独資による出店となる。
 計画地のある工業園区は、蘇州市旧市街の東に位置し、1994年より中国とシンガポール両国政府間の重要な経済技術合作プロジェクトとして開発されているエリア。常駐人口103万人を有し、中国国内で最も成功したモデル地区に位置付けられる国家級開発区となっている。また、同モール周辺は、蘇州市で最も人気を集めるマンション開発が進んでいる。2013年4月に開通した蘇州市1号地下鉄の「鍾南街」駅にも隣接しており、今後さらなる発展が見込まれている。

 同モールは、地上4階地下1階建て、敷地面積約9万9,300平方メートル、延床面積約21万8,000平方メートル。最新の「ユニバーサルデザイン」と「環境配慮型設備」を導入している。
 SPORTS DEPO&GOLF5、NITORI、ロッテシネマをはじめ、最新ファッションや雑貨、アミューズメントまで蘇州市初15店を含む約220店舗が集結。フロアごとにテーマ別の食のゾーンを配置し、約80の飲食店舗が出店する。中国のイオングループ初となるオープンレストランも7店舗を展開する。
 また、エリアの新たなシンボルとなる高さ35mの「エントランスドーム」では、さまざまなイベントを開催。夜間にはLEDによる幻想的な色と光の美しい空間を演出。ドーム周辺にはレストランを配置し、食事しながらライブイベントなどを楽しむことができる。

 同社は2008年に海外のイオンモール1号店「イオンモール北京国際商城」を皮切りに、出店エリアを北京、天津、蘇州、武漢と拡大しながら計6ヵ所のモールを展開。15年度には、中国華東エリアでは、同モールのほか浙江省杭州市に「(仮称)イオンモール杭州良渚新域」、江蘇省蘇州市に「イオンモール蘇州新区」をオープンする予定。

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