不動産ニュース / 開発・分譲

2015/5/28

東京・東陽町に暮らしやすさ追求した大規模マンション/住友不動産

「シティテラス東陽町」の完成予想模型
「シティテラス東陽町」の完成予想模型
モデルルームのリビング
モデルルームのリビング

 住友不動産(株)は30日より新築分譲マンション「シティテラス東陽町」(東京都江東区、総戸数522戸)のモデルルーム一般公開をスタートする。

 同物件は東京メトロ東西線「東陽町」駅より徒歩5分に立地。明治安田生命が保有していたオフィスビルの跡地1万2,742平方メートルを2012年に取得、事業化した。建物は鉄筋コンクリート造地上15階建ての3棟構成。専有面積は54.88~87.90平方メートル、間取りは1LDK~4LDKで3LDKが約8割を占める。8月に予定する1期販売は100戸程度の売り出しを予定しており、坪単価は約310万円を想定している。

 外観デザインは横浜・みなとみらい21地区の「赤レンガ倉庫」をモチーフに落ち着いた風合いを演出。エントランスは石川県金沢市の「21世紀美術館」を参考にデザインした。

 徒歩15分圏内に保育所が10ヵ所以上あり、医療施設、学校など各種利便施設がそろっていることから、共用部を必要最低限として、ランニングコストを抑制。管理費を1平方メートル当たり180円程度にできた。また、24時間有人管理に加えて共用部への48時間の給電が可能な非常用発電機など、災害対策も強化している。

 住戸は収納力を強化。モデルルームとして用意した75平方メートル・3LDKのプランでは、3つのウォークインクロゼット(WIC)に加え、納戸や物入れなどを設けた。「お客さまの満足度を考えた場合、広い部屋よりも広い収納による利便性を考えた。74平方メートル以下のプランでも、2WICのプランを多く用意している」(同社マンション分譲事業本部営業部主任・西澤 孝氏)。

 15年1月のホームページ開設から、資料請求件数は約2,200件。地元だけでなく広域からの反響を得た。地元住民を中心に特別事前案内会を行なったところ、400件が来場。そのうち90%が再来場の予約をしており、40歳代のファミリーと、60~70歳代の高齢世帯の需要が多かったという。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。