国土交通省はこのほど、2015年4月の建築着工統計を公表した。
同月の新設住宅着工数は7万5,617戸(前年同月比0.4%増)となった。また、季節調整済年率換算値では91.3万戸(同0.7%減)。14年4月の消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動もあって、前年同月比での減少が続いていたものの、足下では前年同月比で2ヵ月連続の増加となっている。
利用関係別では、持家が15ヵ月連続で減少(同2.1%減)、貸家では2ヵ月ぶりに減少(同1.8%減)した。分譲住宅(同7.2%増)、分譲マンション(同24.4%増)ではいずれも2ヵ月ぶりに増加した。また、分譲一戸建住宅では12ヵ月連続の減少(同7.9%減)となった。