東京急行電鉄(株)は2日、川崎市と「東急沿線まちづくり」に関する包括連携協定を結んだ。
同社は同市内の沿線各地で開発、再開発事業などを進めてきた。開発から50年以上経過した地域もあり、今後の沿線人口の高齢化、建物の高経年化の進展を見込んでいる。そこで、同社が持つノウハウや同市の持つ資源など、両者の強みを生かして駅を中心としたまちづくり・沿線地域の利便性充実、持続可能なまちづくりに向けた取り組みを連携して進めていくことにした。
連携・協力事項は(1)駅を中心としたまちづくりやアクセス向上、(2)沿線の暮らしやコミュニティの発展、(3)沿線の魅力向上の3点。具体的には東急田園都市線「鷺沼」駅周辺の再整備に向けた調査検討、沿線エリアでのセキュリティシステムや地域見守りといったソフト・ハード両面からの生活サポートなどを行なっていく。